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ROHSに対応する方法

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有害物質を制限する指令

各種電気・電子機器に含まれる、有害な物質を規制する指令がROHSです。電気機器などに有害物質が使われていても、正常に使用している間に問題が発生することはありませんが、廃棄された後に自然環境に悪影響を及ぼす点が問題となり、欧州連合が規制を定めるようになりました。ROHS指令で制限されるのは、鉛・水銀・カドミウム・六価クロムなどの物質です。ROHSに対応するためには、これらの物質が定められた含有率を下回るように、機器を製造する必要があります。一部除外項目はあるものの、ROHS指令に合格した製品以外は欧州連合で販売ができないので、事前に危険物質の使用状況を調べるROHS分析を行って、問題ないことを確認しなくてはなりません。ROHSは欧州連合が定めた指令ですが、日本を含めて他の地域の国々もROHS対応であることを求めるようになっています。ROHSは、これから電気・電子機器の製造や販売を行う事業者にとって、無視できない重要な指令です。ROHS分析は、蛍光X線やイオンクロマトグラフ法など、検査する物質に応じた方法を用いて行われます。メーカー自らがROHS分析することもできますし、ROHS分析を専門に行う業者に依頼して、ROHS対応であることを宣言することも可能です。いずれの方法でROHS分析するにしても、今後さらにROHSの適用範囲が拡がるので、最新の情報を入手して適切な方法で検査を行い、ROHS対応の製品であることを宣言する必要があります。